軽自動車検査協会にはじめて行くと、「一体どこの窓口へ行けいいのか分からない!」という方がほとんどではないでしょうか。
愛知県では普通車の場合、名義変更や新規登録などの各手続きの内容に対応したフローチャートが記されたペーパーが備え付けられていて、それを見ればどんな順番でどの窓口を廻ればよいのか一目瞭然です。
しかし、軽自動車検査協会にはそのようなペーパーはないですし、窓口に「名義変更はこちら」といった親切な表示もなく、かといってHPにも説明されているわけではありませんので、はじめての方は現場でウロウロしてしまうこともあるかもしれません。
そこで、この記事では軽自動車検査協会の小牧支所で名義変更を行う場合を想定して一連の流れをご紹介します。
なお、名義変更にはナンバー交換が必要な場合とそうでない場合がありますが、ここでは一気にまとめて解説します。
軽自動車検査協会小牧支所の案内図
自動車名義変更の流れ
まずはおおまかな流れをご確認ください。
- ⑭番窓口でナンバーを返納する。
- ⓪番窓口で軽自動車変更(転出)申告書を購入する。※ナンバー変更があり税止めを委託する場合
- ②番窓口で必要書類を提出する。
- 税窓口で書類の受取り
- ⑫番窓口(自動車会議所)でナンバーを購入する。※ナンバー交換がある場合
- ナンバーを取り付ける。
1.⑭番窓口(自動車会議所)でナンバーを返納する。※ナンバーが変更になる場合
ナンバーが変更になる場合はまず第一にナンバーを返納することになりますので、到着後に駐車場でナンバーを外しておくと手間が省けます。
ナンバーはドライバーがあればすぐに取り外せますが、普段からドライバーを持ち歩いている方は稀でしょう。
もし手元にドライバーが無い方は、建物内に入ってナンバー交付を行っている自動車会議所の12番窓口に行けば貸してもらえます。
14番窓口は、軽自動車検査協会ではなく同じ建物内にある自動車会議所の窓口です。
窓口とはいうものの返却用の機械が設置されているだけで、各自で機械にナンバーを設置し、これまでのナンバーを返却する形になります。
ナンバーを返納すると、青いシール(4㎝四方くらい)がでてきますので、それを車検証の右下に貼り付けます。
これでナンバーを返納したという証明になります。
2.⓪番窓口で軽自動車変更(転出)申告書を購入する。※ナンバー変更があり税止めを委託する場合
県外ナンバーから愛知県のナンバーの変更になる場合で、旧所有者へ課税されている軽自動車税を止めるための手続き(税止め)を軽自動車検査協会に委託する場合は、0番窓口でその申告書を購入し必要事項を記入しておきましょう。
税止めの手続きは必ず委託しなければならないというわけではなく、旧所有者がこれまで車を使用していた市町村役場で手続きを行うことも可能です。
申告書は必要書類と一緒に提出することになります。
ちなみに、申告書は20円で窓口で支払います。
3.②番窓口で必要書類を提出する。
2番窓口に必要書類一式を提出します。
ご存知ない方も多いかもしれませんが、軽自動車の登録などを管轄する軽自動車検査協会のHPや電話案内はとても親切で分かりやすいものとなっています。 特に電話案内は民間企業のコールセンター並に親切に対応してもらえますので安心で …
このとき、窓口にクリアファイルが置いてありますので各自で取って必要書類を入れます。
クリアファイルには整理番号がついており、さらに整理番号が記されたカードが入っていますので、カードは手元に持っておき、必要処理を入れたクリアファイルは窓口にある箱へ入れます。
税止め手続きを委託する場合はここで手数料500円を納めます。
4.税窓口で書類の受取り
申請窓口の隣にある税窓口から整理番号を呼ばれますので、整理番号を渡して書類を受け取ります。
このとき、新しい車検証が交付されていますので住所氏名の確認を行ってください。
まれに漢字が間違っていることがありますので注意が必要です。
ナンバー交換が無い方はここで手続き終了となります。
5.⑫番窓口(自動車会議所)でナンバーを購入する。※ナンバー交換がある場合
ここからはすべてナンバー交換がある方の手続きとなります。
12番窓口は併設の自動車会議所の窓口のことで、ここで新しいナンバーの交付を受けます。
ナンバー代1,470円(ペイント式)を窓口で支払います。
6.ナンバーを取り付けて手続き完了!
受け取った新しいナンバーを駐車場で取り付ければすべての手続きが完了となります。
普通車と違って軽自動車に封印はありませんので、そのまま帰っていただいてOKです。
お疲れさまでした!
まとめ
いかがでしょうか?
手続き自体はそれほど多くはないものの、はじめての方には分かりにくい部分があると思います。
特にナンバー交換がある場合は、第一にナンバーを返納しなければならないのですが、気づくのはなかなか難しいのではないでしょうか。
また、税止めの手続きも知らない方が多いので、現場でバタバタしないようにご注意ください。
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